あなたの一番大切なものはなんですか?

はじめに。
これは、たぶん、到着駅のサイドストーリー的なものですが、ある意味とてもシンプルです。

私の中ではひとつの駅に到着出来たので、まだ迷子の人は、自分の駅を見つける参考にでもなれば、この上なく嬉しいことです。(ただし終点ではない)




第一段階:無

第二段階:悲しみと怒り

第三段階:売られた喧嘩は買う

第四段階:一番大切なものを無くさないために自分を捨てる

3/31~4/2までの間に大きく分けて4段階のまとまりを作りました。今後増えるかはわからないけど、なんか軸が出来たからもう増えない気がする。

まだスクアッド見てないけど(笑)



第一段階:無
お知らせ一報。真っ白な無。
それ以外は何もない感じ。
今日の今日まで100%信じることしかしなかった。

ただ、信じてたものが全部全部終わったのはわかった。

あしたのジョー並みの真っ白な世界だった。





第二段階:悲しみと怒り
次はとりあえず、納得出来るストーリーを作ることに必死になった。つまり仕方がない理由があったストーリー。だがしかし、どのルートも行き止まりで、手詰まりだった。

残ったルートは、林くんは宇宙Sixを捨てた。

それだけだった。残酷だった。痛みに耐えられなくてトイレに駆け込んで全部吐いた。

心を生かすと体が死ぬ。
体を生かすと心が死ぬ。

こころのない、機械の体になれたらなぁ…
もはや目の前に死しかなかった。

どうせ死ぬなら一番幸せな時に死にたかったなぁ。。。

一番苦しくて辛いときに死ぬのやだなぁ。。。


……


ちょっと待って?

なんで、私が死ななきゃなんないの??

そしてトイレから立ち上がって仕事をした(笑)



それから4/2、今日の朝まではたくさんたくさん悲しんで怒った。

悲しい、苦しい、辛い、気持ち悪い、汚ない、嘆かわしい、腹立たしい、怖い、痛い、可哀想、ごめんね、許して、許さない、助けて。

毎秒、どれかと終わりのない戦いを繰り広げてた。戦いに疲れてた。





第三段階:売られた喧嘩は買う
これが、今日の昼(4/2お昼)の段階です。

え、、は?これミュージカルやん?
歌って踊るの辞めたんじゃないんか?
あ?違うの?
普通に生きていくのに邪魔になった感じ?


はぁああああ?!?!?!?!


ざっけんなよ!!!!!!


急に昨日まで、"好きだから憎むことも出来ないし、かといって許すことは出来ない…""めぐたんは見たいけど、林くん見れない…歌舞伎どうしよう"みたいに思って泣いてた自分がバカバカしくなった。


ああいいよ!見てやるよ!!
唸らせるようなもの見してみろよ!!
びっしりダメ出し書いてやるよ!!
ちなみに勢いがある台詞の時の、台詞いう前の独特な息の吸い方、直した方がいいと思うよ!!歌じゃねーんだぞ!!←


完全に喧嘩腰である(笑)


今日からの私が生きるために、過去の自分を殺すことを躊躇ってた2日間、バカだった。
わかった。思う存分死んでやる。

ただ私は誰かに殺された訳じゃない。

自分が自分で選んで死ぬんだ。
過去の私が死ぬことに私自身が全部責任をもって死ぬ。
お前のせいでも、君のせいでも、あなたのせいでもない。


私が選んで死ぬ。


私の死を誰かが操作することは許さない。






第四段階:一番大切なものを無くさないために自分を捨てる
今までを全部捨てて、ゼロからスタートするつもりだった。
それは永遠に許さないことを意味する。
私の世界から消すことになる。

自分を生かすため、たくさんのものを捨てることになる。




それで、ふと思った。

捨てたこの先の未来のこと。




私はひとりだった。




たまにしか会わなくても、今まで、ずっと私の近くにいてくれた人たち。

その子たちは林くんが好きだ。

今は怒ってはいても、絶対に捨てない。

私が嫌な顔を続ければ、きっといつか会えなくなってしまうだろう。







一番大切なものを無くさないために、人は他の大事なものを捨てる。

林くんの一番大事なもの、
亮ちゃんの一番大切なもの、
こーたの、原ちゃんの、めぐたんの一番大事なもの、

江田くんの大切なもの


違うのが当然、同じだったら奇跡だ。










だけど奇跡を信じてた。







今はもう何も信じられないけど





いつかまた信じさせてもらいたいと願う気持ちがある。


私、バカだなぁ。
泣きが見えてるに。
バカは死んでも治らない。




私の一番大切なものは宇宙Sixでも江田くんでもない。


私の一番大切なものは友達だ。



友達と一緒にいたい。

自分の思いを捨てて、時にズタズタに胸が張り裂けてしまったとしても、一番大切なものを守りたい。



無理に合わせるのではなく、自然に寄り添いたい。



過去のあなたたちがくれた最高のプレゼント。


それを守るために私は私の一部を捨てる。


過去の自分はそのために殺さない。




頑張って頑張って、いつか、あいつやるじゃん!って超超上から目線で友達と笑っていたい。



でもその時はやっぱりあいつバカだったな(笑)って波のように穏やかに笑い合いたい。









まだ、駅が見つけられない人へ


あなたの一番大切なものはなんですか?